コラム
子どもの歯を守るために知っておきたい!おやつと虫歯の関係
「うちの子、おやつが大好きで…虫歯にならないか心配」そんなお声をよく耳にします。特に夏休みは家にいる時間が長くなり、おやつを食べる機会も増えがちですよね。
おやつと虫歯の関係を正しく知ることで、食べるのを我慢させることなく、お口の健康を守ることができます。
今回は、子どもの歯を守るためのおやつの「食べ方」についてご紹介します。
虫歯のなりやすさは「食べ方」も大切
「甘いものを食べると虫歯になる」というイメージを持っている方は多いと思います。もちろん砂糖は虫歯菌のエサになりますが、実は虫歯ができやすいかどうかは「何を食べるか」だけでなく、「どんな食べ方をするか」にも大きく関係しています。
私たちのお口の中では、食べ物を口にするたびに酸が発生し、歯の表面が一時的に溶け始めます(脱灰)。通常は唾液の力によって修復(再石灰化)されますが、ダラダラと長時間食べ続けると、修復が追いつかず虫歯になりやすい状態が続いてしまいます。

虫歯になりやすい「食べ方」とは?
だらだら食べ・飲み
食べ物を口にするたびに口の中は酸性になります。回数が多ければ多いほど、歯が溶けやすい時間が長くなります。「ちょっとずつ何度もあげる」「ジュースをだらだら飲ませる」のは虫歯リスクが高まります。
口の中に残りやすいもの
キャラメルやグミ、スナック菓子など、歯にくっつきやすいものや口の中に長く残るものは、酸性の状態が続きやすいため虫歯になりやすいといわれています。
就寝前のおやつ
寝ている間は唾液の分泌量が減り、お口の自浄作用が低下します。寝る前に甘いものを食べてそのまま眠ってしまうと、虫歯菌が活発になりやすい状態になります。
歯科医がすすめる「おやつの食べ方」のポイント
時間を決めて食べる
「おやつは1日1〜2回、時間を決めて食べる」というルールを作ることが大切です。食べた後は水で口をゆすぐか、歯みがきをするとより効果的です。

飲み物にも気をつけて
ジュースや乳酸菌飲料、スポーツドリンクには糖分が多く含まれています。普段の水分補給は水や麦茶を中心にするのがおすすめです。おやつのときも、ジュースは毎回ではなく特別なときに、というメリハリが大切です。
おやつの選び方
おやつを全て禁止する必要はありません。歯にくっつきにくいものや、食べた後に口の中に残りにくいもの(おせんべい、チーズ、果物など)は比較的歯に優しいとされています。また、キシリトール入りのお菓子やガムも、虫歯菌の働きを抑える効果が期待できます。
仕上げみがきとセットで習慣にしよう
おやつの内容や時間に気をつけることと同じくらい大切なのが、毎日の歯みがきです。特にお子さんの場合は、小学校低学年ごろまで親御さんが仕上げみがきをしてあげることが虫歯予防に効果的です。

歯科定期健診を受診する
定期的に歯科医院に通う習慣をつけ、早い段階からしっかり虫歯予防をしましょう。
当院では、お子さんが歯医者に慣れてもらえるよう、できる限り怖くない・痛くない診療を心がけています。小さなお子さんも、ぜひ気軽に連れてきてあげてください。
まとめ
今回は、子どもの歯を守るためのおやつの食べ方についてご紹介しました。
「何を食べるか」に加えて「どう食べるか」を意識するだけで、虫歯リスクをぐっと減らすことができます。
「子どもの歯について相談したい」「仕上げみがきのやり方がわからない」など、どんな小さなことでもおおたにファミリー歯科クリニックにお気軽にご相談ください。
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